あと何年続く？青山VS圭一郎 2022/11/10

SG日本選手権は青山選手が圭一郎選手を差して、優勝を飾った。

２周３コーナーで先頭を走る圭一郎選手をインから差し、

そのままいつもの「抜かせない走法」で、

明らかにエンジンが上だった圭一郎選手をブロックして逃げ切った。

連れとTVで観戦していたのですが、

「このレースは前にも見たよ、変わらないね」と少し寂しい発言をしていた。

オートは何回か同じようなレースが続く時がある。

下記にいくつか私が記憶しているパターンレースを列挙してみます。

 

・（故）片平選手　VS（故）島田選手　

　スーパースターの取り合い。

　当時私は生まれて間もないので、何とも言えないが、

　島田選手５連覇、片平選手４連覇としている。

・永井選手　VS　有吉選手　

　有吉選手がスタート先行し、１周３コーナーで永井選手がとらえて逃げ切り。

この期間はよくレース場にも足を運んで、楽しかった。

青山VS圭一郎タイトルの取り合いは、あと何年続くのか？

この２選手が揃って斡旋されていると、

１１Ｒと１２Ｒで予選レースが組まれることが大半。

勝ち上がってくる時は必然的に違うレースだし、準優も違う組。

日本選手権では３日目１２Ｒにスーパーライダー戦が組まれるが、

無事故無違反で準優にいけるので、車券を買う気にはなれない。

※今年のスーパーライダー戦はわりと見応えありましたね。

確かにこの２選手はスーパーハンデも克服してくるくらい、強い。

「強過ぎてつまらない」

こんな声が上がってくるくらい、

２０１６年、圭一郎選手の初ＳＧ制覇から現在まで続いている。

本当にあと何年続くのか分からない。

ベテランが負かすのか？それとも更に新しい新生が現れるのか？

６年以上見ているが、やはりこの２名が抜き出ている。

唯一この２名に近いのが荒尾聡選手だ。

全日本選抜、オールスター（雨）、スーパースター（雨）と、

走路コンディション次第？と思ってたが、

全日本選抜では晴で優勝している。浜松走路が得意なのかな？

伊藤信夫選手も久々のＳＧ優勝したが、

当時青山選手はＳＧでスーパーハンデだった。（優勝戦３着）

それまで席巻していた永井選手は近年では不発が続く。

試走タイムも圭一郎選手以上は出ないし、カマシスタートも狙いづらい。

今後の注目選手は？

個人的にこの２名の選手に土をつけて、面白くしそうな選手を挙げていきます。

・黒川京介選手

スタート力と独走力、垂れないスピード力が武器となってきて、

スーパースターで準優という結果も出た。

冷えた走路なら狙える。

・早川清太郎選手

「また準優勝かよ！」と叫びたくなるくらい、

あと１歩いや、あと半歩で悲願のＳＧ制覇を逃している。

課題のスタートもそうだが、青山選手を早い段階で「アウトコース」で押し切れるエンジン力があれば、そろそろ獲ってもいい。

以上２選手がチャンスがありそうなので、今後も注目したい。

本当にあと何年続くんだろ・・・