個人的ベストマッチ 2020/09/15
恐らくオートレースファンならこのレースだと思うが、
私もこれ以上に興奮したレースは思い当たらない。
2013年大晦日 SGスーパースター王座決定戦
優勝者:中村雅人選手
このレースは、本場で観戦していた。
スタートから最後のチェッカーフラッグまで目が離せない好レース。
私の車券は青山選手から浦田選手の一本車券でした。
荒尾選手がレースメイクし、青山選手、浦田選手、永井選手が好位につけた。
青山選手が荒尾選手を捌き、浦田選手、永井選手が続き、
間隙をぬって中村雅人選手が青山選手の後ろにつく。
そして最終1コーナーで中村選手が青山選手を捌くが、
青山選手も渾身の突っ込みを見せたが、最後4コーナーで外に膨れ、
車券には絡まなかった。
どの瞬間も歓声が凄く、極寒の中での観戦だったが、
レース後は汗を出るくらい熱かったのを鮮明に覚えています。
8人中4人の選手が「スタート切って逃げ切りたい」の展開を望んでいたと思うので、
思うようにペースが上がらず混戦レースになり、中村選手がフィジカルのある走りが功を奏した。
個人的にはあの展開では浦田選手だと思っていたが、
最近コメントで「僕はスタートいって逃げ切る」と言っていて少し残念だった。
浦田選手は強烈な追い込みが持ち味だと確信していたが、どうやら違うみたいで、
近年は後半の追い込みは見れなくなっていた。
世代が変わるような瞬間を見れた優勝戦でした。